こんにちは!
何をしてても彼のことを考えてしまう。電話が来ないと不安。メールがすぐに返ってこないと疑心暗鬼。依存しすぎて恋愛が辛い。
このように「彼氏に依存しすぎていて恋愛が辛い」、「依存してるのはわかってるけど、どうしたらいいかわからない」という方もいると思います。
婚活中・恋愛中という方の中には、「自己肯定感が低い」ことで「彼氏に依存してしまって恋愛がうまくいっていない、辛い」ということに気づいていない女性って多くいます。
なので今日は、
彼氏に依存する辛い恋愛をSTOP
- そもそも自己肯定感ってなに?
- 自己肯定感が低いと、どうして彼氏に依存する恋愛になるのか
- 自己肯定感ってどうやって作られたのか?
- 自己肯定感を高めて、幸せな婚活・恋愛をするために
といった、「彼氏に依存する辛い恋愛」と「自己肯定感を高める」ことについて、体験談を通してお話ししたいと思います。
もくじ
彼氏への依存と自己肯定感の関係に気づいたきっかけ
「どうしてそこまでするの」というくらい彼氏中心な友人
実は、私が「彼氏への依存と自己肯定感の関係」に気づいたきっかけは、高校の友達でした。
友達は、彼氏に依存、振り回されるという恋愛を何度も繰り返してました。
わたしは高校時代、彼女とずっと一緒にいたので、彼女の良いところはたくさん知っています。とても素敵な子。
でも、いっつも恋愛が中心で、彼がいない自分は価値がないと思っているような感じでした。
彼氏に依存、振り回される、「わたしなんか・・」とネガティブ、尽くしすぎる。いつも辛そう。
「どうしてそこまでするの」というくらい彼氏中心。
当時は「自己肯定感」なんて知らなかったので、 そういう恋愛を繰り返して傷つく彼女を見て、相手の男のせいだとを責めてました(心の中で)
彼女自身の自己肯定感の低さが原因の1つ
そんな折、たまたま大学の授業で「自己肯定感」のことを知りました。
その時、真っ先に頭に浮かんだのは、その高校の友人です。
もちろん、相手の男にも落ち度はあっただろうけど、彼女自身の「自己肯定感の低さ」が恋愛に大きく関係していたんだろうなと、妙に納得してしましました。
そもそも自己肯定感とは

自己肯定感とは自己価値に関する感覚であり、自分が自分についてどう考え、どう感じているかによって決まる感覚です。
そのままの自分を認め受け入れ、自分を尊重し、自己価値を感じて自らの全存在を肯定する「自己肯定感」の感覚は、何ができるか、何を持っているか、人と比べて優れているかどうかで自分を評価するのではなく、そのままの自分を認める感覚であり、「自分は大切な存在だ」「自分はかけがえのない存在」だと思える心の状態が土台となります。
引用元:一般社団法人 日本セルフエスティーム普及協会
つまり、自己肯定感とは、自分の存在そのものに対しての肯定的な感覚です。
自己肯定感が高いということは
- 今の自分を認めて、受け入れられる
- 自分のことを尊重できる
という状態。
自分を認めて受け入れる=自分の優れた部分を受け入れるというではなく、
自分の優れた部分、ダメな部分、全てをありのままの自分として受け入れるということです。
自己肯定感が高い人の特徴
自己肯定感が高い状態というのはこんな感じです。
- 自分の価値を自分で肯定できるため、人の評価=自分の評価にならない
- 自分のことを尊重できるため、他者のことも尊重できる
- 精神的に安定している
基本的に「自分のことは自分で評価する」というスタンスのため、恋愛においても極端に嫌われることを怖がったりしないし、「自分は自分」で生きています。
自己肯定感が低い人の特徴

- 人の評価=自分の評価
- 頼み事ができないし、頼られたら断れない
- どうしても人と比べてしまう
- 人に評価されるような何か優れた能力がないと・・と思ってしまう
などなど。
そういうわたしも、自己肯定感がすごく高いわけじゃないです。特に仕事なんか、「人の評価」がすごく気になる。
恋愛って、相手があって成り立つものじゃないですか。
自己肯定感が低い人は、彼氏(相手)からの評価=自分の評価だと思ってしまう。
ゆえに、
- 評価してくれる人(彼氏)に依存する=恋愛依存
- 相手(彼氏)に何としてでも好かれようとする
- 相手(彼氏)に振り回されて辛い
- とにかく人と比べてしまう
という特徴があります。
自己肯定感はどうやってつくられるのか

自己肯定感がない子どもはいない
本来、自己肯定感がない子どもはいないと言います。
子どもの最初の自己肯定感は、生まれてから3,4歳までの親の子どもに対する言葉がけ、働きかけ、育て方により決定するといわれ、その後、12歳ぐらいまでに「自分はどういう人間であるか」という自己認識(能力や価値、他者との人間関係、知性、感情などをどう感じているか)と共に、自己肯定感のベースは決まってきます。
引用元:一般社団法人 日本セルフエスティーム普及協会
つまり、もともと持っている自己肯定感が、親との関係性、思春期の出来ごと、さまざまな要因が絡み合って低くなっていくようです。
例えば、
- 「○○ちゃんはできるのに、どうしてあなたはできないの」と比べられる
- 人と違う考えでいると、「なんか変わってるね」と言われる
- ひどい別れ方、恋人からのひどい仕打ちをうけた
などです。
このように、自分自身を否定される、比べられる、そのままを受け入れてもらえないといったような経験により、自己肯定感がじわりじわりと削られていくといいます。
彼氏に依存して辛い恋愛をしがちな人=自己肯定感が低い
そうして、自己肯定感が低いまま大人になり、恋愛、婚活を始めた人にありがちな恋愛の特徴です。
- 彼氏に依存してしまう
- 彼氏の期待に応えないとと思い、必要以上に尽くす
- 彼氏に嫌われるのが怖くて、思っていることが言えない
- 感情が安定せず、イライラ。感情がコントロールできない
何をするにしても、彼氏都合。じゃないと浮気されるかも。嫌われるかも。
わたしのこと好きって本当?自分を認められていないので、好意を受け入れられない。
など、自分を苦しめています。
ドキッとした方もいませんか?
というより、結構な割合でこの特徴に当てはまる人がいると思います。
日本は特に、自己肯定感が低い国です。「令和元年版 子供・若者白書(内閣府)」では、自分自身に満足している若者はたったの10.4%。諸外国が30~57%あるなかで、たった10%。
だからこそ、声を大にして言いたい!
もっと、もっと、もっと、そのままの自分を大切にしてください!!
彼氏に依存してて辛くても大丈夫【自己肯定感は高まります】

自己肯定感の高い・低いは、主に子どものころや思春期の体験で決まります。
でも、自分で自分の自己肯定感が低い状態に気づくことで、自己肯定感を高めることはできます!!!
わたしも、時間はかかっていますが、昔より自己肯定感は高まっていると思います。
そして、自己肯定感が高いほうが絶対的に生きやすいです。自分を評価するのは、自分なんですから。
わたしも、昔より今の方が、ずっとずっと気が楽です。
だから、いまここまで読んでくださって、「彼氏に依存するのやめたいな」「あれ?わたし自己肯定感が低くて彼氏に依存してきたの?」と思った方は、自己肯定感を高めるチャンスです。
わたしのおすすめは、自己肯定感を高める本を読むこと。
文字を繰り返し読むことで、ことばをかみ砕き、ゆっくりと自分を受け入れられるようになります。
自己肯定感を高めるのに役立っている本
具体的にはこの3冊。
ベストセラーから最新刊までいろいろ読んだ結果、今常にわたしの手元にある本たちです。
- 何があっても「大丈夫。」と思えるようになる 自己肯定感の教科書/中島 輝(著)
- わたしを幸せにする41のルール/神崎 恵(著)
- 心の持ち方/ジェリー・ミンチントン(著)
何があっても「大丈夫。」と思えるようになる 自己肯定感の教科書/中島 輝(著)
70,000部突破のベストセラー。最近の本なので婚活中には読んでなかったのですが、「婚活中にあったらよかったのに!」と心から思う本です。
心理カウンセラーである著者いわく、「自己肯定感は無理して高めるものではなく、自然に高まるようにする」とのこと。
では、どうしたら自己肯定感は高まるのか。その方法を体系立ててわかりやすく紹介。
著者の言葉を借りると、「人生の軸が安定すると、幸せな毎日を過ごせるようになる」
実際にわたしも、心が締め付けられるような、まっくろな感情から少し離れて、自分自身を受け入れられるようになりました。
同じ著者の本で、「書くだけで人生が変わる自己肯定感ノート」があります。
こちらは、実際に手を動かし自己肯定感を高めるワークをします。書き込めるノート式なので、取り組みやすいです。合わせて購入してみてください。
わたしを幸せにする41のルール/神崎 恵(著)
美容家の神崎恵さんの本。
婚活中、相手に選ばれなかったり、いい人と出会えないと、自分が誰かのわき役のように感じてみじめな気分になりました。
そんな時は、いくども神崎さんのことばに救われてきました。神崎さんのことばには、柔らかい中に強さがあるんです。
神崎さんの本はいくつか持っていますが、その中でもこの本は、「自分を幸せにする」ことがテーマ。
特に心に響いたのは、
- 地味でも派手でも主役でいる
- 自分のストーリーをちゃんと生きること
ということばです。
ゆっくりと噛みしめて、自分は自分で良い。と思えた本。
女としての生き方や美しさについても書かれていて、お守り代わりの本です。
心の持ち方/ジェリー・ミンチントン(著)
15年もの間読まれ続けているというこの本。
「自尊心」に関する研究を行うアメリカの自己啓発著述家によって書かれた本で、この本のテーマも「自尊心」です。
本の中で、「自分の価値を信じて自分のことを好きになると、ますます幸せを感じる」とあります。
そんな簡単に言うけど・・って思いますが、この本1冊読めば、自分を信じる勇気がでてきます。
淡々と、でも読み終わる頃には前を向ける・・・そんなおすすめの1冊です。
さいごに:自分の人生を生きてる女性は魅力的

彼氏にこんなこと言って嫌われたら、とか
友人に「ダサい格好してるな」って思われたら、とか
上司に「仕事できないな」って思われたら、とか
「人からの評価」と「たら」の連続が自分を苦しめていると思います。
確かに、人からの評価は自分の承認欲求を満たします。
けれど、自分が自分の第一評価者なんだ!ということを、ぜひ忘れないでください。
これは、わたしが自分自身に言い続けてることでもあります。
わたしもまだまだですが、上記のおすすめ本を読んで、心が軽くなったことは事実です。
特に、恋愛・今の夫婦生活の維持にも役立っています。
自分軸で過ごす。自分の人生を生きる。
これはなにも、相手との時間を軽視して、自分勝手にふるまうことではないです。
「自己肯定感」を高くもって、相手に依存せず生きるということ。
結局、このことがわたしの恋愛・婚活をいい方向に導きましたし、夫も「自分軸を大切にしてるところを尊敬した」と言います。
是非自己肯定感を高めて、一緒に前に進みましょう!
この記事が、彼氏に依存する辛い恋愛を抜け出すきっかけになれば嬉しいです。